メロウガイストにメロメロ!

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トークン界の新生児!《ワンタイム・パスコード》

皆さんこんにちは。

 

最近は特に忙しいわけでもないのに更新頻度が落ち込んでしまっています。

ブログに限った話ではないですが、一度ペースが乱れるとなかなか元に戻すのに骨が折れます。なんとかしなければ。

日記をつけているわけではないですから毎日アップしなければいけないわけではありませんが、更新しないブログは死んでるも同然ですからね。

 

 

さて、今回はサーキットブレイクに収録が決まった《ワンタイム・パスコード》を見ていきます。

 

  •  《ワンタイム・パスコード》 


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通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「セキュリティトークン」(サイバース族・光・星4・攻/守2000)1体を
守備表示で特殊召喚する。

 

非常にシンプルな効果ですね。テキストが短いカードは強い。(至言)

 

一度きりのパスコードって意味ですかね(まんま)

イラストには羊ちゃんがいてなんとも可愛らしいです。

 

簡単に言えばトークン1体を産み出す効果です。

これだけ聞くと昔からありがちな効果に見えますが、このカードの強みはその縛りの弱さにあります。

 

トークンを生成するカードには、多くの場合いくつかの制約がかけられています。

例えば、スケープゴートには発動したターン中セット以外のモンスターの展開を封じられます。

トークン生成カードはこうした制約の重さ、カードの種類(魔法罠速効魔法など)、産み出すトークンの数やステータスなどがそれぞれ異なるため、自分のデッキに合ったものを選択することが重要になります。

 

 

これを踏まえてワンタイムパスコードをもう一度見てみましょう。

 

まず制約ですが、同名ターン1以外には一切かけられていないため、自らの展開を阻害する恐れはありません。

 

トークン生成は1体のみ。少ない。

 

産み出すトークンのステータスはレベル4、サイバース族、光属性で攻守2000です。

レベル4というのはトークンの中では比較的高いレベルな方なので中レベルシンクロの素材にしやすいでしょう。

また、サイバース族なのでリンクスパイダーとリンクディサイプルを使い分け、下マーカーを確保することができます。

攻守も下級アタッカー並以上にはあるため、万が一の場合には盾になってくれるかもしれません。

しかし守備表示での召喚が強要されているのでアタッカーにするには少し遅いです。

 

 

こうしてみると、あまり癖がなくトークン生成カードの中でも扱いやすいカードだということがわかると思います。

しかし、少ない制約でトークン1体を産み出すカードは既に存在しています。

 


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通常魔法
(1):自分フィールドに「メタルデビル・トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
このトークンは攻撃できず、
このトークンの戦闘で発生するコントローラーへの戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
このトークンのコントローラーは自分スタンバイフェイズ毎に1000LPを払う。
または、LPを払わずにこのトークンを破壊する。

 

こいつです。

かなりの古株カードなんですが、見直してみるとなかなかどうして優秀なカードで私も驚いてます。

 

こちらの制約はトークンが攻撃できないことと、スタンバイに維持コストが必要な点です。

しかしワンタイムパスコードも出したターンにはトークンで殴れませんし、次のスタンバイフェイズまで貧弱なトークンが生き残るケースもあまりないでしょう。

同名制限もないため、使いやすさではこちらが勝っています。

 

一方パスコードが勝っている点は、ディサイプル他になれること、ザボルグの効果対象であること、レベルが高くシンクロに使いやすいこと、生き延びれば戦闘に参加できること。

このくらいですかね。

特にサイバース族であるということは大きな利点になるのではないでしょうか。

ディサイプルのみならずエンコードトーカーなど、サイバースを素材に指定するリンクモンスターは多いです。

まだ数はすくないですが、これから先どんどんサポートカードも増えていくことが予想されるため非常に将来性があります。

 

 

前述の通り、トークン生成カードは使い分けることが重要です。

ワンタイムパスコードもその選択肢の1つになりうる性能は持っているので、是非吟味の上自身のデッキに合ったカードを探してみてください。

 

 

相性が良さそうなカード

単体考察はこのくらいにしておいて、パスコードと相性が良さそうなカードを探してみましょう。

といっても、上で書いたようにどうしてもデビルズサンクチュアリと似たような運用になってしまうと思いますが。

 

 

まずトークンを利用するテーマといえば「幻獣機」ですね。

特にメガラプターとはかなり相性が良さそうです。

 


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効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1900/守1000
自分フィールド上にトークンが特殊召喚された時、
「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)1体を特殊召喚する。
「幻獣機メガラプター」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードのレベルは自分フィールド上の「幻獣機トークン」のレベルの合計分だけ上がる。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、
このカードは戦闘及び効果では破壊されない。
また、1ターンに1度、トークン1体をリリースして発動できる。
デッキから「幻獣機」と名のついたモンスター1体を手札に加える。

 

幻獣機共通の耐性はもちろんのこと、トークンの召喚をトリガーに幻獣機トークンを生成する効果、トークンをリリースして幻獣機をサーチする効果を持っています。

 

使い方は簡単。メガラプターを召喚してパスコードを発動。セキュリティートークンと幻獣機トークンを展開し、どちらかをリリースして幻獣機をサーチします。

この際、セキュリティートークンを残しておけばメガラプターはレベル8になります。

使い道があるかは不明ですが一応覚えておくといいんじゃないでしょうか。

 

他にはオライオンと組み合わせてレベル6→9のシンクロに繋げるとかもできますね。

浮鵺城から展開すれば、純では召喚の難しかったエンタープラズニルも出すことが可能です。

 

幻獣機は私も好きなテーマですし、風の噂では新規がくるとのことなので期待してましょう。

 

 

 

光属性レベル4を展開できるという点に注目すると、ヴァイロンなんかでも使えそうではないでしょうか。


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ヴァイロンといえば、チューナーは優秀ですが展開力が低いことに悩まされているテーマということで知られています。

その展開力をこのカードである程度補えるかもしれません。

 

例えば、キューブやステラと共にシグマやデルタになれますし、プリズムとはエプシロンをシンクロできます。

フォトスラと比べると、より状況を選ばないことが利点となります。

トークンなのでディシグマの素材になれないのだけは少し残念ですね。

…いや、あんまり残念じゃないか。

 

 

 

まあこのカードは適当にデッキに放り込んでも使い道ありそうですね。

簡単にサイバースを水増しできるカードとして、今度出るストラクにも入れられそうです。

というかそれが本来のデザインなのかな?

 

 

正直、超強い!ってカードではないですが、かなりの汎用性がありそうなので色んな使い道がありそうです。

とりあえず幻獣機を組み直すところから始めようかな…

 

ではまた!