メロウガイストにメロメロ!

主に遊戯王、たまに他のことも書きます。メロウガイストたそ~

【デュエルリンクス】「ランド・オブ・ザ・タイタンズ」をむちゃくちゃ買った

皆さんこんにちは!

 

唐突ですが、デュエルリンクスやってますか?

 

私は事前登録の時から遊んでいたんですが、一時を境にすっかりログイン勢になってしまいました。

 

しかし、ログインだけしてチマチマ贈り物を受け取ってたら、なんとジェムがカンストしちゃいました!

 

ジェムが9999でカンストになるってのは初めて知りました。皆さん知ってました?

 

それでですね、カンストしたら当然それ以上はジェムを持てないのでプレゼントが受け取れないわけですよ。

 

これはもったないないと思って、適当にパックを買い漁ることに。

 

どれ買おうかなーって話なんですが、さっきも言った通りリンクスはしばらくやってなかったので何が強いのかもイマイチわかりません。

 

なので適当に目についた「ランド・オブ・ザ・タイタンズ」ってのを買ってみました。


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その結果がこちら。


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10パック500ジェムで使ったのは約8500ジェム分。

つまり170パック強買ったことになります。

 

一応全種類コンプリートすることはできました。流石にね?

 

しかしこれだけ買っても3枚集まらないカードがあるのは恐ろしいですね…

リンクス勢は欲しいカードがあるパックを毎回こんなに買ってるんでしょうか。

 

リンクスの環境はよくわからないですが、《魔獣の懐柔》と《森の聖獣ユニフォリア》が強そうですね。

 

 

ってことで集まったカードで適当にデッキを組みました。

 

【獣族?】
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僕「よ~しオニューのデッキでランク戦行くぞー!!」

 

相手「よろしくニキーwwww」サクリサクリカリバカリバ

 

僕「」

 

 

サクリファイス強すぎん?

しかもなんかやたらマッチング率高いし。たまたまなのか?

 

 

回してみてわかったことは、魔獣の懐柔が使いづらい!

 

3体リクルートが弱いわけないやろーwと思ってましたが、リンクスの20枚デッキだとすぐリクルート対象がいなくなる。

 

大体1デュエルに1回、運が良くても2回打てるかどうかといったところ。

懐柔のために弱小獣族を入れるのは全く割に合ってない。

 

大体、3体呼び出しといて使うのは毎回1体か2体だけ。無駄が多すぎます。

 

 

あとは手札事故があまりに酷い!

 

基本的にコンボデッキなので、懐柔orオポッサム+バブーンを握っていないと何もできません。

 

バブーン二種3積みって構築はどうかと思いますが、バブーン引けないとホントに何もできないのでやむを得ないんです。

 

 

で、これらの構築問題、手札事故を回避してできることが26打点を立てるだけ。

 

あまりに弱い

 

弱すぎます。

リスクとリターンが不釣り合い過ぎる。

 

しかもバブーンの効果で破壊に対してはある程度耐性がありますが、サクリファイスで詰みました。

 

頑張ってシルバー3までは行きましたが、もうこのデッキを使うことはないでしょう。

 

 

結論:タイタンズのカードだけでデッキを組んでも弱い

 

ユニフォリアとかメガロックドラゴンとかは今後使い道がありそうなので確保しておいても良さそうですが、パックの選択を間違えた気はします。

 

 

でもパックを一気に開けるのは楽しかったので、またカンストしたら何か買おうと思います。

それまではまたログイン勢かな。

 

ではまた!

【カード考察】《イビリチュア・メロウガイスト》【可愛い】

黒歴史覚悟でこの記事を投稿します。

 

 

 

皆さんはリチュアというデッキを覚えているだろうか。

 

リチュアは【儀式召喚】でありながら連続展開を売りとしたテーマだ。

従来の儀式デッキを遥かに凌ぐ驚異の展開力と、その儀式モンスターの凶悪な効果により瞬く間に環境の一角に躍り出た。

 

特に、聖刻との混合デッキである【聖刻リチュア】はその凶悪なハンデス戦術と高いワンキル力で多くの決闘者を恐怖のどん底に陥れたのだった…

 

このため、覚えているどころか一種のトラウマになっている決闘者もいるだろう。

 

このように、リチュアは非常に強力な儀式デッキなのだ。

そう、儀式テーマ。

 

しかし、リチュアは儀式デッキであるにも関わらず、カテゴリー内にエクシーズモンスターを擁している。

それこそが今回紹介する彼女だ!

 

 

  • 《イビリチュア・メロウガイスト》

 
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エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/水族/攻2100/守1600
レベル4モンスター×2
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
そのダメージ計算後にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
破壊したそのモンスターを墓地へ送らず持ち主のデッキに戻す。

 

是非じっくりイラストを見て欲しい。


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可愛いッ!

非常~にッ!

 

メロウガイストは《リチュア・エミリア》が《儀水鏡の幻影術》によって魂と肉体に別れ、その魂が素材となって産まれたモンスターである。


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エロゲかな?

 

ちなみに、肉体の方はガストクラーケとなって環境で暴れ回った。

 

このメロウガイストの元となっているエミリアを可愛いという声はよく聞くが、メロウガイストが可愛いという話題はあまり見かけない。

目ん玉ついてんのか?

 

私は断然メロウガイストちゃん派だね!!

 

そんなメロウガイストは遊戯王界でも1,2を争う、私の大好きなカードだ。

 

よくネットでキモオタが使う“○○は俺の嫁”というスラングがある。

私は紳士なのでこの手の台詞には嫌悪感を感じるが、あえて言おう。

 

メロウガイストは俺の嫁

 

異論は認めない。

 

実を言うと、彼女が登場した時期には私は遊戯王から一時離れていたのだ。

 

忘れもしない。彼女との初めての出会いはあるカードショップでのこと…

私はシンクロ期に遊戯王から離れ、復帰したばかりで初めて目にするエクシーズモンスター達に戸惑いを感じていた。

 

ネットで調べたところ、「サイレントオナーズアークナイト」というカードが強いらしいということを聞いたのでそれを購入しようと考えていたのだが、ショーケースに並んでいたそのモンスターは異様に高額だった。


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遊戯王に復帰したばかりの私には躊躇する値段だ。

 

仕方ないのでアークナイトは諦め、ストレージ漁りをすることにした。

 

その時だ!

エクシーズモンスターのコーナーで一際輝く彼女を見つけたのは。

 

初めは「シークレットレアなのにストレージにあるなんて、さぞクズカードなんだろうな」と思っていた。

しかし、手にとってみるとどうだ。

 

奇しくも、アークナイトと同じ攻撃力。

効果…悪くない。

何より、見た目がドストライクだ

 

私はすっかりハートを射抜かれ、購入。

200円であった。

 

以後暫くの間、彼女は私のデッキの貴重なランク4モンスターとして八面六臂の活躍をしてくれた。

 

彼女はアークナイト購入を断念し、途方に暮れていた私に手を差し伸べてくれた、正に天使の様な存在だった。水族だがね。

 

だがしかしっ!

 

時の流れとは無情なものだ。

アークナイトは再録され、上位の存在が何体も存在する。

次々と強力なモンスターが安価で手に入るようになっていく中、いつからかエクストラデッキに彼女の姿はなくなっていた。

 

私はこの記事を自分への戒めの意味も込めて書いている。

勝利を追い求めるあまり、大事なことを見失っていたのだ。

それは、メロウガイストを活躍させてあげたいという思いだ!

 

今再び彼女と共に戦うため、どうすべきなのか考えていこうではないか!

 

と、やたらキモくて長い前置きになってしまったことをここでお詫びしたい。

恐らく読者の半数以上はここまで残っていないだろうが、それほど彼女への気持ちが強いのだということは伝わったであろう。

 

 

 

さてさて!

 

効果を見ていこう。

 

戦闘によって相手モンスターを破壊したとき、そのモンスターを墓地に送らずデッキに戻すという効果だ。

 

余談であるが、マドルチェというカテゴリーは墓地(死)という概念がない、ふわふわした世界観をイメージしてデザインされたテーマだと聞いたことがある。


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だから墓地に行かずにデッキに戻るという効果をもっているそうだ。

 

そう考えると、メロウガイストの効果も類似したものなので、彼女も「死」というおどろおどろしいものとは無縁の関係だといえるのではないだろうか?

…やっぱり可愛いじゃないか!!

 

話を戻そう。メロウガイストは戦闘破壊したモンスターをデッキに戻す効果を持っている。

 

これはつまり、相手の墓地利用を妨害するということだ。

 

例えば、相手はグローアップバルブを伏せ、次のターンの展開への布石としているとしよう。


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ここで普通に戦闘破壊してしまっては相手の思うつぼだ。

しかし、メロウガイストならばバルブをデッキに戻すことで相手の目論見を崩すことが可能である。

 

素晴らしいっ!

なんて優秀なんだ!

 

と考える決闘者は少ないだろう。

 

それもそのはず。

高速化した今の環境でそんなチマチマした謎のアドを取っている余裕などないのだ。

 

メロウガイスト出す位ならフレシア立てるわwwww

 

悲しきかな、これが現実である。

 

しかし!

 

何を隠そう、メロウガイストは新ルールの施行によって恩恵を受けた側のカードなのだ。

その理由を説明しよう。

 

新マスタールール施行により、リンクモンスターなしではエクシーズモンスターを複数体並べることが不可能となった。

これが何を意味するかおわかりだろうか?

 

「中継役のエクシーズモンスター」が使いづらくなったということだ!

 

例えば、キングレムリン


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彼は爬虫類族を何でもサーチできる便利屋だが、自身に他の効果はない。

いわば、展開の着地点へ向かうための“繋ぎ”のカードなのだ。

 

これがどうして使いづらくなったかというと、以前までは効果を使い終わったキングレムリンは放置しておけばよかったのに対し、新ルールでは他のモンスターのために場から退かす必要が生じたためである。

そのため、リンク素材にするなどの余計な手間がかかるようになってしまった。

 

フレシアの蠱惑魔の様な牽制用モンスターに対しても同じことが言える。

不必要に生き残ってしまった場合、以降の展開に支障をきたす恐れがあるのだ。

 

その点メロウガイストはどうだろうか?

メロウガイストは、効果の性質上自身が展開の着地点となるカードだ。

なのでエクストラモンスターゾーンを埋めてしまっても何の問題もない。

堂々とメロウガイスト一人で殴るべし!

 

 

そんなわけで、メロウガイストの比較対象は同じく着地点となるモンスターに限定される。

 

着地点のランク4といえば、真っ先に思い浮かぶのは悪の根元、ホープザライトニングだ。


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ライトニングの強みは、やはり高い対モンスター性能である。

 

しかし、ライトニングは戦闘時の効果発動は防げても墓地へ送ることまでは防ぐことができない。

つまり、ライトニングはその場の状況を打破することに関しては非常に優秀だが、次のターンの面倒までは見てくれないということだ。

 

だがメロウガイストなら?

破壊したモンスターを墓地へ送らないため、以降のターンまで見越した活躍が期待できる。

 

更に!

通常ならば再利用されてしまうペンデュラムモンスターなども、デッキに戻すことによって完全に封じ込めることが可能だ。

 

こう考えると、メロウガイストはライトニングの相互互換であるといえる。

 

なんて優秀なんだ!!

 

大型の処理にはライトニング、小型にはメロウガイストと使い分けると良いだろう。

 

 

メロウガイストの効果の優秀さが伝わったところで、メロウガイストを用いたちょっとしたコンボをご紹介しよう。

 

用意すべきなのは

  • 場にメロウガイスト
  • 相手の場に送りつけた《ナーガ》

 

《ナーガ》 
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効果モンスター
星4/水属性/爬虫類族/攻1400/守2000
フィールド上に表側表示で存在するこのカードがデッキに戻った場合、
自分のデッキからレベル3以下のモンスター1体を特殊召喚する。

 

この2つだけ。

 

準備ができたらメロウガイストでナーガを攻撃。

ご褒美かな?

 

 そしてメロウガイストの効果を発動する。

 

するとどうだ?

ナーガは自分のデッキへ戻っていくことになる。

そしてこのときナーガの効果が発動!

 

なんと、 あらゆるレベル3以下のモンスターをリクルートすることができるのだ!!

 

なんという超絶コンボ…

この2枚はデュエマ次元なら間違いなく「プレミアム殿堂超次元コンビカード」に指定されていたであろう。

 

 

そして物はついでだ。

リクルート先が多過ぎて何を出して良いのかわからない、優柔不断な決闘者のために私がオススメのモンスターを紹介しよう。

 

  • 《ニードル・ギルマン》 


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効果モンスター
星3/水属性/海竜族/攻1300/守 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の魚族・海竜族・水族モンスターの
攻撃力は400ポイントアップする。

 

こいつを出すだけで、メロウガイストの打点が帝ラインを越える。

メロウガイストの唯一の弱点である打点の低さを補ってくれるナイスカードだ。

 

 

 

さて、次にメロウガイストちゃんをサポートしてくれるカードを探していこうと思う。

 

メロウガイストは場に留まって戦闘を行うことで真価を発揮するモンスター。

なので場もちを良くするカードと相性が良いだろう。

 

  • 《安全地帯》 


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永続罠

フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターは相手のカードの効果の対象にならず、
戦闘及び相手のカードの効果では破壊されない。
また、そのモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃できない。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。

 

こういう場合には安全地帯が鉄板である。

嫁は守らねばならない(使命感)

 

また、中途半端な打点を補うカードも有効だ。

 

  • 《アクア・ジェット》 


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通常魔法
自分フィールド上の魚族・海竜族・水族モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。

 

出た!シャークさんのマジックコンボだ!

 

メロウガイストに使えば、なんとあの《青眼の白龍》をも上回る攻撃力を得ることができる!


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嫁対決では私の勝利だ!フハハハハハ!!

 

このカードのポイントは、装備カードではないことと永続アップだということである。

故にサイクロンなど恐るに足らん!

  

 

しかし、いくら打点を上げても敵わない敵というのは存在するものだ。

それは、「戦闘では破壊されない」という効果を持ったモンスター達である。

 

メロウガイストは戦闘で真価を発揮するモンスターだが、その反面効果による除去を行うことはできない。

その上、彼女がエクストラモンスターゾーンにいる限り新たなモンスターの展開は難しいため、マシュマロ1体の前に沈黙してしまうのだ。

 

女の子だからね。甘いものに弱いのは仕方ないね。

 

 

と、そこで活躍するのが海皇である。
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海皇は破壊やサーチを自在に行う強テーマ。

何よりも、エクストラデッキに頼らずに戦えるカテゴリーなのだ。

 

海の皇を使役して華麗に戦場を舞うメロウガイスト…

イメージ的にもピッタリだ!

 

 

 

 

いかがだっただろうか。

メロウガイストは現環境でも十分に活躍できるスペックを持っていると私は信じている。

 

強さと可愛さを兼ね備えた、まさに才色兼備な女の子。

キミも彼女のファンになったのかな?

 

だが残念。

彼女は私の嫁だ。


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この記事を書いていたらメロウガイスト愛が更に深まったような気がする…

これから組むデッキには毎回メロウガイストを入れよう。

 

というかブログの名前も変更してもいいくらいだ。

 

メロウガイストにメロメロ

 

うん、キモいな!

 

いやでもありかもしれんなぁ…

 

 

終始キモい記事だったが、人は自分の好きなことに関してはつい熱くなってしまうものだ。ご勘弁頂きたい。

 

ではまた!

【カード考察】何!?《天岩戸》とはフィールド魔法ではないのか!?

皆さんこんにちは!

 

先日の公式フラゲで《天岩戸》が公開されました!


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天岩戸、日本人なら誰でも知ってますよね?

かの有名な岩戸隠れの舞台です。

 

 

知ーらないっ!という人のために、ここで“決闘者でもわかる日本神話”のコーナー!!

 

 

むかーしむかし

 

須佐之男命(以下スサノオ)は伊邪那岐命(以下イザナギ)に海の支配を命じられました。


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しかしスサノオ

 

「いやだいやだ!僕イザナミ(お母さん)に会いに黄泉の国に行くんだ!うわぁー!!」

 

と泣き叫びます。

まるで駄々っ子ですね。

 

しかしこれでも一応神様。凄い力を持っているます。

そんなスサノオが騒ぎまくったせいで世界はもうめちゃくちゃ。

 

怒ったイザナギスサノオを国から追放してしまいました。

 

自由になったスサノオは、黄泉の国に行く前にお姉ちゃんである天照大神(以下アマテラス)に会おうと考え、まずは高天原に行くことにしました。


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高天原は神様がいる所で、天岩戸はここにあります。

 

しかし泣き叫んだだけで天変地異を起こす程のパワーをもったスサノオくん、ここでまたやらかしちゃいました。

 

スサノオ高天原に近づくと山が響動し、国土は激震。

とんでもないやつだ

 

驚いたアマテラスお姉ちゃんはスサノオが攻め混んできたと勘違いし、臨戦態勢で弟を迎えます。

 

「うわー!姉ちゃん何すんだ!誤解だって!!」

 

入国早々武器を突きつけられたスサノオは、誤解を解くために誓約をすることをアマテラスに持ちかけます。

と、ここで行われたのが「アマテラスとスサノオの誓約」です。

 

詳しいことは省きますが、お互いがお互いの持ち物を噛み砕き、吹き出した息から神様を産み出すというキチガイ行為を行うことで、スサノオはアマテラスの信用を勝ち取り高天原に居着くことになりました。

イザナミはどうした

 

 

そしてここからが岩戸隠れの本編です。

 

 

上記の経緯を経て高天原に居座るようになったサノオですが、なんと暴れまわり始めます。

 

それはもう酷いもので、田んぼを壊したり糞を撒き散らしたり、もうやりたい放題。

やることがしょうもなさすぎる。

 

それでも最初はアマテラスも

スサノオには何か考えがあるのでしょう」とスサノオを庇ってくれていました。優しい。

 

しかしスサノオの行為はどんどんエスカレートしていき、遂にアマテラスの天の服織女を(間接的に)殺してしまいます。

 

 

これには流石のアマテラスも呆れ果て、

「あんな奴を信用した私がバカだった」と、天岩戸に引きこもってしまいました。

 

 

アマテラスは太陽を司る神様。

そのアマテラスが岩戸にとじ込もってしまったため、世界は闇に包まれ、様々な災いが発生する、正に地獄の様な光景に。

 

これはまずいと、八百万の神様は何とかしてアマテラスを引っ張りだそうとしますが、悉く失敗におわります。

 

 

ここで登場するのが天宇受賣命(アメノウズメ)。

 

彼女は天岩戸の前で扇情的な躍りを披露します。


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すると八百万の神様は一斉に大笑い!

下衆すぎる。

 

外が余りに騒がしいため、アマテラスは訝しく思って顔を覗かせ、尋ねます。

 

「何故世界が闇に包まれているのに皆楽しそうに笑っているの?」

迷惑かけてる自覚あんのかよ!

 

「貴方より上位の神様が現れたので喜んでいるのです」

 

ウズメはこう答え、アマテラスに八咫鏡を渡しました。

 

アマテラスはその鏡に写った自身の姿をその上位の神と勘違いし(????)、もっとよく確認しようと身を乗り出します。

 

その出てきた一瞬の隙をついて、天手力雄神(アマノタヂカラヲ)がアマテラスを一本釣り!

 

こうして無事アマテラスを引っ張り出すことに成功したのでした。

 

~完~

 

 

これに限った話じゃないですが、日本神話書いた人って相当頭おかしいですね。

ちなみにこの後、当然ながらスサノオ高天原も追放されます。

 

 

…ってこれ何の記事だ?

遊戯王ですよ遊戯王

 

 

ということで本題に入ります。

 

  • 《天岩戸》 


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スピリット・効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1900/守1200
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いにスピリットモンスター以外のモンスターの効果を発動できない。
(2):このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

 

効 果 モ ン ス タ ー

 

天岩戸は洞窟ですよ?

KOMAMIまで気が狂ったのか!?

 

いや、それはいつものことでした。

 

 

効果を見ていきましょう。

 

スピリットモンスター以外のモンスター効果を発動できなくする効果を持っています。

 

単純ですが非常に強力な効果ですね。

スピリットモンスターなんて使っている人は殆どいませんし、実質モンスター効果全封じといっていいでしょう。

 

しかも適用範囲がフィールドに限られていないため、手札誘発や墓地発動まで完全ガードの優れもの!

 
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モンスター版《電光―雪花―》のように使えるかもしれません。

 

 

しかし、例のごとく欠点もかなりあります。

 

まず最大の問題はスピリットモンスターなのでエンドフェイズに手札に戻ってくること。

 

効果封じは攻め混む時にももちん有効ですが、相手ターンに置いてこそ真価を発揮します。

一番使いたいときに出せないというのは歯痒いものです。

 

しかも特殊召喚ができないのでリビデなどで相手ターンに出すこともできません。これは困った。

 

 

そしてもう1つの大きな欠点は、自分も効果を封じられるということ。

“お互いに”ですからね。

 

ということで、スピリットデッキ以外で使用するのにはかなり厳しいものがあります。

 

 

ではこのカードはどのデッキに入れましょうか…

 

といっても、スピリットデッキなんてほぼ2択みたいなものですし、もっと言えば1つしかありません。

 

霊魂鳥神です。


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エスプリットロードは儀式×スピリットという異色の組合せをもつデッキ。

 

儀式体は「スピリットモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する」という効果をもっています。

スピリットが手札に戻るのは“召喚、リバースしたターンのエンドフェイズ”。

 

つまり、エスプリットロードの効果で特殊召喚されたスピリットモンスターは手札に戻る効果が発動しない!!

 

正に天岩戸のためにあるようなカードです。

いや、天岩戸がエスプリットのためのカードといった方が正しいでしょう。

 

とにかく、天岩戸は【霊魂鳥神】と非常に相性が良く、妨害手段に乏しいエスプリットの弱点を補ってくれること間違いなし!

 

 

天岩戸の登場で霊魂鳥神はより面白いデッキになるでしょう!

どっかの霊魂鳥とは大違いの有能新規がもらえて私も安心しました。

 

今まで優先度の低かった姫様も、デッキからこいつを出せるってだけで評価がガラッと変わりそうです。

 

 

次は電子昆虫にですね…

え?LEDで我慢しろって?


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クローラーに期待してます。

 

ではまた!

【カード考察】斜め上の新規《幻獣機ライテン》

皆さんこんにちは!

 

全国の幻獣機使いの皆さんに朗報!

なんとなんと、サーキットブレイクに幻獣機新規が収録されます!

 

遂にですよ遂に!

かくいう私も、幻獣機はベイゴマが死ぬまではよく使っていたのでかなり愛着のあるテーマです。

 

幻獣機はお世辞にも強いデッキではなかったので、かなりの有能カードを貰えるはず!

どんな素晴らしい新規なのかワクワクしますね~

早速見ていきましょう!

 

 

  • 《幻獣機ライテン》 


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効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1500/守1500
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「幻獣機」モンスターしか融合・S・X・リンク召喚の素材にできない。
(2):このカードのレベルは自分フィールドの「幻獣機トークン」のレベルの合計分だけ上がる。
(3):自分フィールドにトークンが存在する限り、このカードは戦闘・効果では破壊されない。

デデーン

 

んん?

 

なんか思ってたのと違う

 

いや、決して弱くはないですよ?

弱くはないけど…

 

ち~が~う~だ~ろ~!?

違うだろ!!


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我々幻獣機使いは、もっとこう!

遅さを補うとか!

トークンを有効活用するとか!

 

そういうのを望んでいたんだ…

 

 

こいつと同じパックには《炎王獣ガネーシャ》が収録されています。

ガネーシャは素晴らしい新規でした。

 

破壊する役とされる役、二役をこなす起用さに加え、下級モンスターでありながら高い打点と封殺効果をもっている。

これだけでデッキが組みたくなるような、そんな魅力的なカードです。

 

それに比べると…


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いやいやしかし!

考えてもみないでレッテルを貼るのは愚か者のすること。

考察を深めれば何か画期的な使い方を閃くかもしれません。

 

ということで見ていきましょう。

 

 

ライテンくんは幻獣機の共通効果に加え、手札一枚をトークンに変換する起動効果を持っています。

なんの準備もなくトークンを産み出せるのはなかなか便利ですが、優秀な効果には欠点もつきもの。

幻獣機では手札コストは重いですし、発動ターンは幻獣機しか各種素材にできなくなってしまいます。

 

ここで1つ注意したいのは、「幻獣機しか出せない」のではなく「幻獣機しか素材にできない」ということ。

トークンをリンクスパイダーにすることはできますが、リンクスパイダーをデコードの素材にはできないということですね。

 

で、効果が便利なのはいいんですがこれ何の役に立つんだ?

 

手札にきたオライオンを墓地に送りつつトークンを出せるのはgood!

 

but,

現状でも幻獣機は特にトークン生成に困っているわけではないんです。

トークンを簡単に出せるレベル4にはテザーウルフがいますし、あちらはノーコスト。


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こちらは何体でも出せることが売りですが、前述の通り手札コストが重いし、トークンを出しすぎるとレベルが上がりすぎて逆に使いづらい。

このままではオライオンを捨てることしかできない無能になってしまう…

 

ここで注目したいのが、こいつの効果は起動効果だということ。

つまり、召喚時しかトークンを出せないデザーウルフと違って蘇生からでも効果を使えるってことです。

 

しかも都合の良いことに、幻獣機にはトークンをリリースして幻獣機を蘇生できる有能くんがいた!

 

  • 《幻獣機ハムストラット》 


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効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻1100/守1600
このカードがリバースした時、
「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。
このカードのレベルは自分フィールド上の「幻獣機トークン」のレベルの合計分だけ上がる。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、
このカードは戦闘及び効果では破壊されない。
また、トークン1体をリリースして発動できる。
自分の墓地の「幻獣機」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。
「幻獣機ハムストラット」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

ハムちゃんリバースでトークン2体!

トークン一体をリリースしてライテンを蘇生!

ライテンでオライオンを捨ててトークン2体追加!

 

これでハムスター+テン+トークン3体だ!

うおおおおおお!!!

 

うん。そっからどうすんの?

 

まずどうやってハムスターをリバースさせるの?古の森?

 

出したトークン何に使うの?

 

ハムスターとライテンじゃレベル合わないからエクシーズもできないよね?

 

ねえ?ねえ??

 

。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。ブワッ

 

あーあハムちゃん泣いちゃったよ

 

 

結局、一番の問題は“出したトークンを何に使うか”なんですよね。

しかしこれを解決する方法はとっても簡単。

 

まずミセスレディエントの風属性版を出します。

次に「幻獣機」リンクモンスターを出します。

 

たったこれだけ!

ね?簡単でしょ?

 
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頼むぞKOMAMI!

出してくれたらサーキットブレイク2箱買うから!

いやほんとお願いします。

 

 

最後になりますが、ここでライテンのモチーフになっている動物、テンを見てみましょう。


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可愛いっ!!

 

すいません。やっぱり神新規でした。

幻獣機サイコー!

 

ではまた!

色々恐ろしい《亡龍の戦慄―デストルドー》考察

皆さんこんにちは。

 

今回考察するのはこちらのカード。

 

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チューナー/効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻1000/守3000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、
LPを半分払い、自分フィールドのレベル6以下のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、レベルが対象のモンスターのレベル分だけ下がり、
フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。

 

凄い見た目してますねー。正に戦慄。

いかにもアンデッド族っぽい見た目ですが、“龍”とついている通りドラゴン族です。

 

ところでこいつ、《ナチュラル・ボーン・サウルス》に似てると思うのは私だけでしょうか?

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左側がデストルドー、右側がナチュラルボーンです。並べてみると案外似て…ないですかそうですか。

 

デストルドー(英語: destrudoまたはdeath drive、ドイツ語: Todestrieb (トーデストリープ))とは、ジークムント・フロイトの提唱した精神分析学用語で、死へ向かおうとする欲動のこと。タナトス(英語: Thanatos)もほぼ同義で、死の神であるタナトスの神話に由来する。

 

Wikipediaからの引用した「デストルドー」の説明です。このカードの名前の由来はこれ。

フロイト曰く無意識での破壊衝動だそうで、なんとも恐ろしいモチーフですね…

自分のライフを削って効果を発動する=死へ向かう、ということなんでしょうか。

 

 

効果考察

さて、効果を見ていきましょう。

 

ライフを半分払い、自身を手札及び墓地から特殊召喚。その後自分モンスター1体分のレベルが下がります。

 

まあ見たまんまですね。

このカードの効果で特に注目すべきは以下の二点。

  • レベルが下がる
  • 自分モンスター1体を対象にとる

 

まずレベルが下がるということで、そのままレベル7チューナーとして利用することはできません。

対象にとったモンスターとシンクロすると仮定すると、レベル7シンクロしか出すことができないため柔軟性に難ありです。

 

さらに、7というレベルは奇数なのでどうあがいても対象モンスターとエクシーズすることはできません。

 

しかし逆に言えば、レベル6以下ならばどんなモンスターとの組み合わせでも7シンクロになれるということ。

そう考えると、シンクロにタッチするカードとしてはかなりの汎用性ではないでしょうか。

 

また、墓地からも展開できるということも優秀さに拍車をかけています。

ドラゴン族、闇属性という恵まれたステータスをもっているため、霊廟終末ダークグレファーなど多くの墓地肥やしに対応。

攻撃力1000というのも調和の宝札対応ラインであり、なかなか露骨な調整となっています。骨見えてますしね。

 

中でも、終末の騎士からは何の下準備もなくレベル7シンクロを出すことができるため非常に相性が良いです。


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この2枚でちょっとした出張パーツになれそう。

  

他にも、ダークヴルムと組み合わせればランク7が簡単に作れます。

ダークヴルムで覇王門サーチ、デストルドーとでメテバ、覇王門ssでランク7。

 

更に更に!

レベル7シンクロがしやすいドラゴン族チューナーということで、鳥獣族との組み合わせで《ドラグニティナイト―トライデント》が簡単にシンクロ召喚できちゃうんです!

出す意味は全くないけど楽しそう。

 

 

次に2つ目の対象を取るという点ですが、これは一部のカードとのコンボで大いに役立ちます。

一部のカードとは、皆さんご存じドラゴンヌートくんです。

 

  • 《聖刻龍-ドラゴンヌート》 


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効果モンスター
星4/光属性/ドラゴン族/攻1700/守 900
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった時に発動する。
自分の手札・デッキ・墓地からドラゴン族の通常モンスター1体を選び、
攻撃力・守備力を0にして特殊召喚する。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

ファンデッカー御用達のこのカード。対象にとられた時バニラドラゴンをリクルートすることができます。

 

最も簡単な展開ルートは

  1. デストルドーでヌートを対象にして効果を発動、デストルドーを召喚しつつ《ガードオブフレムベル》をリクルート
  2. デストルドー+ヌートで7シンクロ、フレムベルとでクリスタルウィング

 

これですね。

他にも、ヌートから呼ぶモンスターによってはランク3、4とかも出せたりします。

 

 

一応似たようなカードで《青き眼の乙女》もいますが、あちらはリクルート先がブルーアイズだけなので使いづらそうです。

 

 

悲しきデメリット

このように大変優秀なカードなのですが、その分デメリットも強烈です。

ライフコストはまあいいとして、デッキに戻ってしまうのはかなりの痛手。しか1番“下”なので、デーモンの宣告などとのコンボもできませんし踏んだり蹴ったりですね。

 

しかし幸いなことに、上記の通り墓地に落とす手段には事欠かないので再び落とすことも充分可能です。

まあどっち道使いすぎるとすぐ死んじゃうのでそこまで悲観することもないかもしれません。

 

 

まとめ

  • レベル7シンクロが凄く出しやすいぞ!
  • 特に終末の騎士と相性抜群!
  • ヌートとコンボしても面白いぞ!
  • 使いすぎには注意しよう!

 

 エクシーズしづらいことも含めて、効果とデメリットの調整が絶妙な良カードです。

 

しかしシンクロのレベル7帯にはエンフェやガイザーなど悪さをしそうなカードが揃っているので嫌な予感もしますね…

 

終末やダグレを多く採用している【インフェルニティ】なら、エンフェを出すことでヘルパトの互換として扱えます。

特に、「覇王」採用型ならば余った霊廟で落とす候補として1枚入れておいて損はないんじゃないでしょうか。素引きしても全然問題ないですしね。

 

ではまた(^-^)/