メロウガイストにメロメロ!

主に遊戯王、たまに他のことも書きます。メロウガイストたそ~

恐竜さんの化石ザウルス!

皆さんこんにちは。中敷きです。

 

今日はゴールデンウィーク最終日ということで、私は福井県立恐竜博物館に遊びに行ってきました。

県立なだけあり、とても充実した展示内容に対して入館料は720円とかなりリーズナブルなお値段。どっかのレゴランドは見倣って欲しいものです。

かの有名なフクイラプトルをはじめとした恐竜の化石が数多く展示されており、特に大型の獣脚、竜脚亜目は圧巻の迫力。一部触れられる資料があったり、化石発掘を体験することもできたりと小さいお子さんでも楽しめる施設となっています。おすすめなので是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。(福井県の回し者か?)

 

とまあそんなわけで、今回は恐竜の化石に関連したカードを見ていきたいと思います。

続きを読む

楽しいシャドール改造日記:二日目【覇王シャドール】

皆さんこんにちは。今回はシャドールデッキ改造日記二日目ということで、私の組んだ【覇王シャドール】というデッキを紹介していこうと思います。


f:id:kiribosisama:20170502235439j:image

《覇王の門との接触》

頑張って作りました。

 

 

ではさっそくデッキレシピをば。

※1部未発売カードを使用しています。

そのため、組む際には発売日をお待ち頂くかプロキシの準備が必要となりますm(__)m

 

 

【覇王シャドール】

  • モンスター×21

覇王門零×2

EMキングベアー×1

剣闘獣ノクシウス×1

ドラコニアの獣竜騎兵×1

シャドールビースト×1

シャドールリザード×3

シャドールドラゴン×3

シャドールヘッジホッグ×2

シャドールファルコン×2

覇王眷竜ダークヴルム×2

終末の騎士×2

召喚僧サモンプリースト×1

 

  • 魔法×16

愚かな埋葬×1

竜の霊廟×3

影依融合×3

神の写し身との接触×1

貪欲な壺×1

ハーピィの羽箒×1

増援×1

ツインツイスター×2

ミラクルシンクロフュージョン×1

ブラックホール×1

死者蘇生×1

 

  • 罠×3

落ち影の蠢き×1

神の宣告×1

貪欲な瓶×1

 

  • エクストラ×15

十二獣ブルホーン×2

十二獣ライカ×1

十二獣タイグリス×1

ダイガスタエメラル×1

ダークリベリオンエクシーズドラゴン×1

ヴォルカザウルス×1

エルシャドールミドラーシュ×2

エルシャドールシェキナーガ×1

スターヴヴェノムフュージョンドラゴン×1

覇王竜ズァーク×1

月華竜ブラックローズ×1

オッドアイメテオバーストドラゴン×1

ミセスレディエント×1

 

 

解説

罠が極端に少ない随分尖ったデッキ構成になってしまいました。

このデッキは【覇王ガジェット】からアイデアを得て作られています。

 

まずデッキのコンセプトとしてシャドールでペンデュラム召喚を行うため、ダークヴルムと覇王門零を投入しました。この出張をすることによってレベル4モンスターを扱うデッキでのペンデュラム召喚が容易になります。


f:id:kiribosisama:20170504124154j:image

 

  • 基本的な動き

まず愚かな埋葬か竜の霊廟でダークヴルムを墓地に落とし、蘇生します。そして覇王門零をサーチ。

次にレベル4モンスターを通常召喚し、ダークヴルムと共に十二獣ブルホーンをエクシーズ召喚します。

ブルホーン→タイグリス→ブルホーンと重ねることでキングベアーと任意の獣戦士族をサーチ。

ブルホーンをライカにし、蘇生した十二獣と共にミセスレディエントをリンク召喚します。

そしてサーチしたキングベアーと覇王門零をスケールにセッティングし、ペンデュラム召喚を行います。

 

これが覇王出張によってできるようになる動きです。

また、ダークヴルムはもっぱらエクシーズ素材として使うため墓地に戻り、次のターン以降も繰返しエクシーズ素材を提供できる点が強力と言えるでしょう。

 

このギミックを利用したデッキの例として【覇王ガジェット】というものがあります。

これはガジェットが後続の確保に優れる点に着目し、レベル4の枠をガジェットにすることでペンデュラム召喚できるモンスターを増やし、シンクロ、エクシーズを連続で行っていくというデッキです。

ブルホーンからサーチできる獣戦士族にはレベル3チューナーであるスクラップゴブリンが存在するため、ガジェットと共にメテオバーストをシンクロ、覇王門を特殊召喚して2体でアーセナルファルコンをエクシーズ召喚して烈風の結界像をリクルートなど、カードのチョイスによって取れる戦略の幅が非常に広いのが特徴です。

 
f:id:kiribosisama:20170504124246j:image

 

私はこれを見て感心すると同時に、このギミックをシャドールにも応用できないかと考えました。

しかしシャドールには3種類のレベル4モンスターが存在するものの、サーチ効果がないため動きを真似しても劣化にしかなりません。

そこで注目したのが準制限に緩和された終末の騎士です。


f:id:kiribosisama:20170504124350j:image

終末の騎士は召喚時に闇属性を落とせます。つまり、ヘッジホッグを落とせばヘッジホッグ以外のシャドールを全てサーチできるのです。当たり前のことですがここに大きな利点がありました。

ガジェットがサーチできるのは言うまでもなく対応する色のガジェット、つまりレベル4モンスターのみです。

一方終末の騎士はヘッジホッグを経由することで、レベル4、5、そしてレベル2のチューナーを確保することができます。

このためダークヴルム+終末の騎士からガジェット以上に多くの選択肢を選ぶことが可能になっています。

ガジェットが取れる選択肢は、6シンクロ、7シンクロ、ランク4エクシーズのみですが、シャドールならそれに加えてランク2エクシーズ、ランク5エクシーズ、8シンクロ、5シンクロ、3シンクロが行えます。(メテオバーストやエンシェントフェアリーなどを経由するケースは除く)

しかしあれもこれもと詰め込むとデッキスペースを圧迫し、事故の元となるので注意が必要です。

 

加えて言うと、シャドールは闇属性なのでダークヴルムをスケールに貼って零をサーチ、そのまま手札からペンデュラム召喚できるという利点も一応あります。

 

今回はランク4、ランク5、レベル7シンクロのプランを採用しました。

ランク4と7シンクロは前述の通りガジェットでもできる動きですが、採用カードが異なっているためこの場合でも独自の利点があります。

レベル7シンクロを出す場合、ガジェットではレベル3チューナーが必要なためサーチ先はスクラップゴブリン1択ですが、シャドールではその代わりとしてレベル5モンスターも候補となります。

その中から今回チョイスしたのは《剣闘獣ノクシウス》です。コレクターズパック2017に収録される予定のカードであり、ご存じない方も多いと思うので解説します。

 

  •  《剣闘獣ノクシウス》 


f:id:kiribosisama:20170504124947j:image

効果モンスター
星5/闇属性/獣戦士族/攻 0/守1000
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、
その相手モンスターの攻撃対象をこのカードに移し替えてダメージ計算を行う。
このカードはその戦闘では破壊されない。
(2):このカードが「剣闘獣」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「剣闘獣」モンスター1体を墓地へ送る。
(3):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードを持ち主のデッキに戻して発動できる。
デッキから「剣闘獣ノクシウス」以外の「剣闘獣」モンスター1体を特殊召喚する。

 

 ダイレクトアタックを防いでくれる効果を持っています。

スクラップゴブリンは素引きしたら完全に腐ってしまうのに対し、このカードは単体でも最低限の働きをしてくれます。

また、シャドールビーストと共にサーチすることで一枚の投入でランク5となれる素材を兼ねています。

ランク5にはヴォルカザウルスを採用。シャドールに足りない火力を補ってくれます。

 

 

ここまでデッキ全体としての話をしたので、ここからは各要素を見ていきます。

 

  • 覇王

ダークヴルムと零はデッキに一枚は残っていて欲しいですが、手札でダブると目も当てられないので各2枚。

ヴルムを落とす霊廟は腐る可能性もありますが初手に引きたいため3枚。

 

  • 獣戦士族

上で説明したようにキングベアーとノクシウスは確定。

残りはランク4のためのレベル4モンスターですが、万が一の場合にスケールになることができ、使い回しがきくペンデュラムモンスターということでドラコニアの獣竜騎兵を採用しました。

十二獣を使用しているためヴァイパーも一考です。

 

  • シャドール

まず各シャドールの採用数ですが、準と比べてビーストを1枚減らし、ドラゴンを3枚まで増やしました。

この変更はデッキ内のレベル4モンスターの比率を上げるためのものです。

理想は終末の騎士からのスタートですが、緩和されたといっても未だ準制限であり増援サモプリと合わせても4枚にしかなりません。

なので妥協してでも覇王ルートを開始するためにこうしました。

ダブったとしても終末のサーチがない分を補ってくれるためむしろ望むところです。

しかしハウンドくんはやっぱりお休み。

 

融合魔法はエクストラの枠の関係上エルシャドールを素材に接触が撃ちづらくなっているため、接触の枚数は最低限としました。

 

  • 汎用

次に汎用カードですが、ツインツイスターを採用しました。

手札に来てしまったダークヴルムや、融合が減ったためダブりすぎたシャドールなどをコストに想定しています。

愚かな埋葬はシャドールとヴルム両方にアクセスできる鬼強カード。

十二獣とシャドールのリソース消費が激しいので貪欲な瓶をピン、エクストラにエメラルを採用。

 

  • 余計なカード

そして最後にミラクルシンクロフュージョンについて。


f:id:kiribosisama:20170504124914j:image

もともと覇王要素は零とダークヴルムだけで充分なのですが、折角ならズァークを出したかったので無理やり投入しました。

このせいで零から出すだけで無意味なスターヴヴェノムとダベリオンが確定になってしまい、ただでさえ余裕のないエクストラデッキをさらに圧迫しています。

勝ちを狙いに行くなら間違いなく抜いた方が良いでしょう。私は入れますが。

 

 

総括

【覇王シャドール】いかがだったでしょうか。

覇王セットはあまり出張されていないようですが、さながら調整版モンキーボードの様な素晴らしい活躍を見せてくれました。

 

また、何度も述べていますがこのデッキは非常にカスタマイズ性が高いため、このデッキレシピに必ずしも拘る必要はありません。

例えば、獣戦士族の枠に月光黒羊を入れ、融合をサーチできるようにしてみたり。覇王門無限を入れてメテオバーストでスケールのヴルムを出すことで覇王門を揃え、影依融合をサーチしてみたり。

とにかく色々試行錯誤するのが楽しいデッキなので皆さんも是非、自分だけの構築を考えてみて下さい!

 

今回はこの辺で終わります。

ではまた!

 

遊戯王ブログランキングについて

皆さんこんにちは。

初めに言っておきますが今回はカード考察ではありませんm(_ _)m

 

既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、先日このブログを「遊戯王ブログランキング」なるものに登録させて頂きました。

似通ったジャンルのブログで行われるランキングです。

で、ランキングと言うからには当然順位が出るわけでして、現在私のブログは何位だと思いますか?

なんと18位です(111ブログ中)

わー嬉しい。ではなく…

何かおかしいと思いませんか?

大きな声で言えることじゃないですがこのブログはまだ設立から1週間ちょっとしか経っておらず、1日のpvは2ケタです。

そう、明らかに順位が高すぎます。

そもそも、登録したはいいもののポイントをもらうためのバナーをまだどの記事にも貼っていません。

ではなぜポイントが入っているかと言うと、1日1回回せるルーレットからランダムでもらえるものがあるからです。

なので現在このブログに入っているポイントはそのルーレットのものだけです。

なのに18位ですよ?

順位と内実が異なりすぎて、何も悪いことしてないのに微妙な罪悪感を感じます…

まあ何が言いたいかっていうとこんな弱小ブログがランキング一ページ目に掲載されててビビったって話です。

今後は順位がズルズル落ちていくことと予想されますが、今後は自力で上げられるようより一層精進してまいりますので皆様どうぞ今後もよろしくお願い致します(^ω^)

 

追記

どうやら私がシステムを理解していなかっただけで、他にもポイント入る要因はあったようですね

まあでも言いたいことは同じなのでとにかく頑張ります!

かっこいい有翼幻獣キマイラくん

皆さんこんにちは。

今日からゴールデンウィークですがいかがお過ごしでしょうか。

今日は憲法記念日ということで、それになぞらえたテーマを紹介したかったのですが適任が見つかりませんでした…

余談ですが日本の憲法記念日ポーランド憲法記念日と同日らしいですね。

日本では何の祝日か認知されているかも危ういですが、ポーランドでは様々な催しがされているようです。

パレードもやっているらしくてそれを一度見に行ってみたいと思ってるんですけど今年も無理でした。残念


f:id:kiribosisama:20170503123353j:image

これがパレードのワンシーンです。かっこいいですね~。

この画像をよく見てみると鎧の後ろから羽が生えているのがわかりますよね。

これはフサリアといって、詳しい説明は省きますが騎兵が美しさを追求した結果として生まれた、有翼重騎兵です。名前もかっこいい。

 

ここまで書いていてすっかり遊戯王のことを忘れていましたが、私の端末で有翼と打ったら候補に有翼幻獣キマイラが出て来て思い出しました。

ということで、前置きが長くなってしまいましたが今回は《有翼幻獣キマイラ》について軽く考察していきたいと思います。

 

 

  • 《有翼幻獣キマイラ》 


f:id:kiribosisama:20170503130126j:image

融合・効果モンスター
星6/風属性/獣族/攻2100/守1800
「幻獣王ガゼル」+「バフォメット」
(1):このカードが破壊された時、自分の墓地の、
「バフォメット」または「幻獣王ガゼル」1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

 

非常にシンプルなテキストです。

キマイラは原作遊戯王で遊戯が使っていたカードということもあり、少なからず思い入れのある人もいるのではないでしょうか。

しかし私にはあまり強かった印象は残っていません。

バトルシティでの遊戯の初戦、コピーエグゾディア使いとの戦いの中で「融合モンスターは出したターン攻撃することはできない」の説明のために呼び出されたかと思ったらギアゴーレムを突破できないという体たらく。

それもそのはず、このカードは見ての通り打点がサイドララインしかありません。消費の早い融合モンスターなのにこれは辛いです。

ですが悲観することはありません。このモンスターは獣族であり幻獣カテゴリーに所属するためサポートは豊富。打点に関してはなんとでもなります。幻獣クロスウイングや野生解放などでバンバン火力を上げましょう。

 

ここまで触れていませんでしたがこのカードは披破壊時のリカバリー効果を持っています。古いカードにしては珍しく自分のカード効果でも発動できるので野生解放も扱いやすいでしょう。

 

また、前述の原作アドを生かして《熱き決闘者たち》を使うのも面白いでしょう。「融合モンスターは(ry」

 

とまあこの通り、カードパワーは低いですがファンデッキを組むにはとてもいいカードだと思います。

 

今回は短いですがこの辺で終わりです。

半分ポーランドの記事になってしまった…

ではまた!

エーリアンについて軽くお勉強

皆さんこんにちは。

最近暇だったのでビデオ屋に行って『マーズ・アタック』という映画を借りたんですよ。

しかしまぁー、しょうもない映画でした。映像技術が古いのは承知で見たんですがそれ以前の問題。現代っ子の私には感性が合わなかったです。

中身をざっくり説明すると、火星人が攻撃してきたので退治しろー^ ^って感じです。頭すっからかんで見れますよ。


f:id:kiribosisama:20170502123242j:image

 

で、ここからが本題なんですが、遊戯王にも宇宙人テーマってありましたよね?

グレイドル?ノンノン。そのものズバリ、エーリアンです。

ということで今回はタイトルの通りエーリアンについてです。

 

さて皆さん、エーリアンってどんなデッキか知っていますか?私は知りません。

なんとなーくゴルガーを軸とした【セルフバウンス】の印象がありますがよく分からないというのが正直なところです。

なので今からじっくり解剖してエーリアンの正体を突き詰めたいと思います。

 

 

エーリアンって?

ああ!それって宇宙人?

遊戯王のカテゴリーの1つ。Aカウンターを利用した独特な戦い方が特徴的なテーマです。爬虫類族で統一されています。

エイリアンの癖に爬虫類族なのは10歩譲っていいとしてもアンモナイトは流石に爬虫類じゃないだろ…

f:id:kiribosisama:20170502135024j:image

 

wikiには“ゴルガー軸”、“エクシーズ軸”

、“ヒュプノ軸”が紹介されています。

 

 

個別解説

 

チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/爬虫類族/攻 500/守 200
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地からレベル4以下の「エーリアン」と名のついた
モンスター1体を選択して特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。

 

エーリアン唯一のチューナーです。釣り上げ効果をもっており、1体からシンクロに繋げることができる点が非常に優秀。

カテゴリー指定とはいえ効果が無効にならない吊り上げは素晴らしい性能です。

特にレベル4エーリアンを釣ってゴルガーになることができるのでゴルガー軸では必須カードとなります。

同名制限がないためランク1になることもでき、総じてエーリアンの展開の要と言えるでしょう。

カテゴリー外では《光の霊堂》とのシナジーが強力です。釣り上げ先のエーリアンソルジャーを墓地に送りながら召喚権も補ってくれ、ゴルガーでバウンスもできるため正に捨てる場所のないアンコウのようなカード。エーリアンは海洋生物テーマだった…?

 

 

  • 《エーリアン・ソルジャー》 


f:id:kiribosisama:20170502142841j:image

通常モンスター
星4/地属性/爬虫類族/攻1900/守 800
謎の生命体、エーリアンの上級戦士。
比較的高い攻撃力を持つが、反面特殊な能力は身につけていない。

 

フレーバーテキストに恥じないステータスを持つバニラモンスターです。上級戦士なのに下級爬虫類とはこれ如何に。

光の霊堂、兎、予想GUYなどに対応しており、キングレムリンゴルガーなんでもござれと言った感じ。下手な効果モンスターよりよっぽど活躍の見込みがあります。

 

 

  • 《エーリアン・ヒュプノ》 


f:id:kiribosisama:20170502143609j:image

デュアルモンスター
星4/水属性/爬虫類族/攻1600/守 700
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、
通常モンスターとして扱う。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●相手フィールド上のAカウンターが乗ったモンスター1体を
選択してコントロールを得る。自分のエンドフェイズ毎に、
コントロールを得たモンスターのAカウンターを1つ取り除く。
コントロールを得たモンスターのAカウンターが全て取り除かれた場合、
そのモンスターを破壊する。

 

起動効果でのコントロール奪取という非常に強力な効果を持っています。デュアルモンスターなので化合電界やスーペルヴィスなど優秀なサポートに対応していますが、エーリアンには他のデュアルがいないため投入枚数は吟味する必要があるでしょう。

そしてカードのテキストが古いので少々わかりづらいですが、驚くべきことにこの効果にはターン制限がありません。カウンターの限り全てを奪い尽くしてしまいましょう。正に侵略者たるエーリアンらしい効果と言えます。

ただ、ヒュプノがフィールドを離れるとコントロールは相手に戻ってしまうので注意が必要です。

ヒュプノがエクシーズ素材になった場合どうなるのかはわかりませんでした。すまねえ!

エクシーズ素材になったモンスターはフィールドを離れた扱いにならないはずですが、そもそもこのカードに“フィールドを離れた時~”と書かれていないので謎です。しかし裏側になってもコントロールは戻るようなのでおそらくエクシーズ素材でもアウトかと思われます。

 

 

  • 《惑星汚染ウイルス》 


f:id:kiribosisama:20170502143118j:image

通常罠
自分フィールド上の「エーリアン」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在する、
Aカウンターが乗っていないモンスターを全て破壊する。
相手のターンで数えて3ターンの間に
相手が召喚・反転召喚・特殊召喚したモンスター全てにAカウンターを1つ置く。

 

フリーチェーンの全体除去?

さらにカウンターまで乗せてくれる?

最高か?

W星雲隕石とかもそうですが古いテーマには今の視点で見ても強力なカードがたまに混ざってますね…

 

 

  • 《「A」細胞組換装置》


f:id:kiribosisama:20170502204131j:image

速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
デッキから「エーリアン」モンスター1体を墓地へ送り、
墓地へ送ったモンスターのレベルの数だけ、対象のモンスターにAカウンターを置く。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「エーリアン」モンスター1体を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 

なんと9期になって登場したエーリアン新規カードがこちら。何年越しだろうか。

効果はAカウンターを置くものとしては最高峰であると言えるでしょう。墓地を肥やしながら最大6つのカウンターを設置することができます。アンモナイトの蘇生先確保としては愚かな埋葬の上位互換。

さらに9期特有の墓地効果までついているという優れっぷり。そしてその効果も万能サーチと非常に使いやすい効果。

唯一欠点があるとすれば相手モンスター複数にカウンターを置くことができないことでしょうか。その点では「A」細胞散布爆弾に劣りますが、全体的なスペックはこちらが大きく勝っています。入れ得カードではないでしょうか。

 

 

  • 《宇宙砦ゴルガー》 


f:id:kiribosisama:20170502205115j:image

シンクロ・効果モンスター
星5/光属性/爬虫類族/攻2600/守1800
「エーリアンモナイト」+チューナー以外の「エーリアン」と名のついたモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カードを
任意の枚数選択して持ち主の手札に戻し、
その後手札に戻したカードの数だけAカウンターを
フィールド上に表側表示で存在するモンスターに置く。
また、1ターンに1度、フィールド上のAカウンターを2つ取り除く事で、
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。

 

エーリアンカテゴリーではないですが素材の関係上実質的な専用シンクロモンスターです。

表側魔法罠をバウンスし、Aカウンターを乗せ、カウンターを消費してカードを破壊します。

表側のみとはいえ魔法罠を全てバウンスはなかなか強烈。まさにセルフバウンスの権化の様なモンスターです。

カテゴリー内のカードでは《洗脳光線》を使い回すのが面白そう。

打点も平均的な5シンクロを2歩上回る2600と優秀であり、軸とするにふさわしいカードです。

 

 

…………

数が多すぎる!

エーリアンカテゴリーにはまだまだ何倍ものカードが存在します。が、それらをすべて載せるとなるとめんどくさいとかではなく情報量が多過ぎて読む気が失せるレベルになりかねないので他のカードはwikiで確認して下さいm(_ _)m

一応ここに掲載したカードは特に重要そうなものを厳選したつもりです。

 

ですがこれらの数枚でエーリアンの雰囲気だけでも掴めたかと思います。Aカウンターを乗せ、それを利用してコントロール奪取や除去を行うという方向性ですね。

 

 

総括

全てを扱えなかったのが心残りですが、ここで紹介できなかったカードにも優秀なものが多かったです。10年近くも前のカテゴリーなのに方向性がしっかり纏まっていて、とても魅力的なテーマだと感じました。

調べているうちにすっかりエーリアンに魅了されてしまったので、もしかしたらリアルでデッキを組んでいつかこのブログで紹介することがあるかもしれません。

 

ではまた!