皆さんこんにちは。
先週末のガンフェスが話題になっていたので最近久々にパズドラをやっているんですが、スクルドの火力が凄まじいですね。
アヌビスに入れてみたんですけど平気で単体火力億越えを叩き出すのでびびってます。
まあそんなことはいいとして。
今回はCIRCUIT BREAKで登場する新テーマ、「ヴァレット」を考察していきたいと思います。
ヴァレット
上記の通りCIRCUIT BREAKで登場するカテゴリーです。
少々ややこしいですが、“バレット”ではなく“ヴァレット”です。
ヴォルカニックバレットとかはカテゴリー外ってことですね。
アニメではハノイの騎士のボス、リボルバーが使用するデッキらしいです。
リボルバーとバレットと言われると、個人的にはムシキングの漫画を思い出しますね。ザックの冒険ってタイトルだったかな?
知ってる人いますかね?ゴホンヅノカブトのバレットとカウボーイみたいなムシマスター、リボルバーのコンビだったんですけど。
結構面白い漫画なので暇ならブッコフとかで探してみて下さい。
すぐ話が逸れていけませんね。
ヴァレットは闇属性、ドラゴン族で統一されており、破壊に関する効果をもっているのが特長です。
また自壊テーマか壊れるなぁ…
こんなとこでとりあえずカードを見ていきましょう。
- 《アネスヴァレット・ドラゴン》
効果モンスター
星1/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守2200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
このカードを破壊する。その後フィールドの表側表示モンスター1体を選ぶ。
そのモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「アネスヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
うーんダサイ。
麻酔銃がモチーフらしいんですが、それにしても見た目があまり好みではありません。
自戒神とサイファーとハイパーハンマーヘッドのカッコ悪い要素を集めた感じがします。
まあ私の好みはどうでもいいとして、(1)の効果はなんかヘンテコですね。
リンクモンスターの効果の対象になった時発動という妙なトリガーを持っており、効果は法界カウンターに似ています。
当然相手に対象しにしてもらうのを期待するわけにはいかないので、自分で対応をとってやる必要があります。
今あるリンクモンスターで対象をとる効果というと、FWDとヴァレルロード、バイナルソーサレスくらいでしょうか。
FWDとは効果の相性が良くなさそうなので、後者二つを使っていくしかなさそうです。
というかソーサレスの使いづらさ的に実質ヴァレルロード1択ですね。
発動した肝心の効果は弱くはないが強くもないといった感じ。
特に最近はリンク素材としてすぐ処理されるのでありがたみが薄いです。
しかし、相手ターンで発動できればある程度の牽制にはなるのでそれを狙いたいところ。
(2)はヴァレットの共通効果で、破壊されたエンドフェイズにヴァレットをリクルートできます。
ちょっと遅いですがリクルートは優秀ですね。
(1)以外で破壊されても発動することができるので使いやすいですが、フィールドで破壊されなければならないのでドラゴニックDなどは利用できません。
あとで紹介するサポートカード、スクイブドローと非常に相性が良いのでガンガンリクルートしましょう。
- 《オートヴァレット・ドラゴン》
効果モンスター
星3/闇属性/ドラゴン族/攻1600/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
このカードを破壊する。その後フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで墓地へ送る。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「オートヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
(1)のトリガーは同じですが、こちらは魔法罠を除去することができるので目に見えてアドが稼げる分アネスより強そうです。
相手ターンに発動したときの妨害性能では他の2体に劣りますが、それでもフィールド魔法などに依存したデッキには有効でしょう。
(2)は共通効果なので割愛。
このモンスターはレベル3ドラゴン族で打点も1600あり、(2)のトリガーにもなれるのでサイバーダークで装備してみても面白いかもしれません。
- 《マグナヴァレット・ドラゴン》
効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守1200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
このカードを破壊する。その後フィールドのモンスター1体を選んで墓地に送る。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「マグナヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
(1)は対象を取らない墓地送りと非常に優秀な除去性能。
一番強そうです。
(2)は共通効果なので割愛。
ヤバイ皆似たような効果で書くことがない。
こっちはレベル4なのでサイバーダークでは装備できませんね。
サポートカード
ここからはヴァレットのサポートカードを見ていきます。
- 《クイック・リボルブ》
速攻魔法
(1):デッキから「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
強すぎぃ!
さながらヴァレット専用の《緊急テレポート》の様なカードです。
召喚したモンスターは攻撃できませんが、素材にすることには何の制約もないためシンクロエクシーズ融合なんでもござれ。
速効性のある展開札なので肝心のリンクモンスターを出す上でも非常に重要なカードです。
エンドフェイズに破壊されるデメリットもヴァレットの(2)に繋げることができるので全く痛くありません。
正に「テキストが短いカードは強い」ですね。
- 《スクイブ・ドロー》
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「ヴァレット」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、自分はデッキから2枚ドローする。
んー、こっちも強い!
ヴァレットを破壊して2ドローすることができる、クイックリボルブと並ぶヴァレットのエンジンです。
ハイレートドロー涙目。
もちろんヴァレット(2)のトリガーになるので実質ノーコストと言ってもいいでしょう。
ヴァレットはバウンスなど破壊以外の除去に弱いので、このカードでサクリファイスエスケープできるとウマウマですね。
世紀末ADSのkozmoでこんなカード見た気がする。
エクストラ
ヴァレットと名称で関係があるわけではありませんが、一応ヴァレットの切り札的な存在らしいので紹介します。
- 《ヴァレルロード・ドラゴン》
リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻3000
【リンクマーカー:左/左下/右下/右】
効果モンスター3体以上
(1):このカードはモンスター効果の対象にならない。
(2):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。
この効果の発動に対して相手はカードの効果を発動できない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):このカードが相手モンスターに攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターをこのカードのリンク先に置いてコントロールを得る。
そのモンスターは次のターンのエンドフェイズに墓地へ送られる。
ヴァレットとは関係なくめっちゃ強い気がする。
まず3000打点で効果の対象にならないので場もちが非常に良いです。
さらに、(2)で相手の打点を下げられるので3500打点までなら単体で処理が可能。
相手ターンにも発動できるので場合によっては4000以上にも太刀打ちできるかもしれません。
効果チェーンされないというのも優秀。
通告を踏まないのはもちろん、クリスタルも処理できますし自分のサイクロンなどをチェーンする有用性はライトニングが証明済みです。
(3)は考えるまでもなく強すぎです。
対象を取らないコントロール奪取とかあたまおかしい。
しかし打点ダウンとは少々相性が悪いですね。
【ヴァレット】においては(2)で対象を取ってもらうのが最大の仕事です。
相手ターンにも発動のトリガーとなれるため、妨害手段として利用できます。
しかしリンク4はかなり重め。
純ヴァレットで4体を並べるのには何か工夫が必要でしょう。
まとめ
ヴァレルロードを軸としてヴァレットの効果を飛ばす、正に銃と弾丸のようなテーマです。
地力はありますが、低い展開力がネックなのでそこをどう補っていくかが鍵となりそうです。
まあライバルテーマなのでバンバン強化は来るでしょうし、あまり心配はしてませんけどね。
ではまた!