皆さんこんにちは。
皆さんはもうリンク召喚には慣れたでしょうか。
私はというと、専らミセスを出しやすい出張に頼ってばかりで使いこなせているとは言い難い状況です。
さて、現在リンク召喚は他のエクストラを出すための踏み台として活用される場合が多いわけですが、それはリンクの層がまだ薄く、出来ることが少ないからだと思います。
そんなわけで、もしこの先リンクモンスターの性能が他の召喚方法に並んでしまったらリンク以外を使う意義がなくなってしまうんですよね。
もう既にFWDとかヤバいやつはチラホラいますが、6月にでるストラクチャーデッキ、サイバース・リンクにさらに頭おかしいモンスターが収録されます。それがこちら。
- 《トライゲート・ウィザード》
リンク・効果モンスター
リンク3/地属性/サイバース族/攻2200
【リンクマーカー:左/上/右】
トークン以外のモンスター2体以上
(1):このカードと相互リンクしているモンスターの数によって以下の効果を得る。
●1体以上:このカードと相互リンクしているモンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、
そのモンスターが相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
●2体以上:1ターンに1度、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
●3体:1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし除外する。
……………ちょっと意味がわかりませんね。
リンク3のモンスターで、マーカーはガイアと同じ上左右。
素材はトークン以外を指定しています。
相互リンクしているモンスターの数によって効果を得ることができるのですが、その効果がメチャ強。
相互リンク1体の場合、戦闘ダメージ倍化効果をリンク先に付与します。
これはまだ大したことない、ってか弱いですね。オッpでおk。
次に、相互リンク2体の場合の効果はフィールドのカード1枚を除外する起動効果。
ん?突然強くなったぞ?
魔法罠モンスターの種類、更には表裏すら問わずノーコストで除外できます。
もうこの効果の時点でカオスソーサラーの50倍は強い。
そして最後に3体リンクの場合、カウンター効果を使用できます。
は?
この素材の緩さにしてノーコストで万能パーミとかわけわかめ。
相互リンク前提なら許されると思っているのか。
無効にして更に除外とかハゲるわ。
とまあ、リンクデッキの切り札となりうるスペックをもったカードなわけです。
現状でも先攻エクストラリンクとかしてくる輩がいるのにこんな制圧カード出したら絶対ヤバいことになると思いますね。
隣にFWDとか並んでたら発狂もんですよこんなの。
これじゃ低速環境に戻すために作られたはずの新マスタールールが何の意味もありません。
これから先もこんな性能のリンクモンスターを量産するつもりなら、いよいよもって世紀末感が漂ってきます。
誰か何とかしてください。
まあ一つ残された希望は相互リンクというシステム自体が壊獣に弱いってことですね。
リンクにも強いとなると、これから先壊獣の採用率が下がることはもうないんじゃないでしょうか。
なんか邪悪な記事になってきたのでこの辺で終わります。
ではまた!