たまにはポケモンの話でも。
今回は私が最近使っていたギャラドスとサンダースの並び、通称ギャラダースについての考察です。
ギャラダースとは
ギャラドスが苦手な電気をサンダースで、サンダースの苦手な地面をギャラドスでカバーするという横の並びです。
4世代以前に産まれた並びなのでかなり歴史のある(カビの生えた)組み合わせ。
派生としてギャラジバコやギャランターンなども知られています。
さて、そんなギャラダースですが現在の活躍はというと…全然使えません。
横の並びと言いましたが、補完も甘い上サンダースの数値が低すぎてあっと言う間に崩されてしまいます。
ギャラドスが強いのでそれなりに戦えているようにも見えますが、サンダースいらなくね?となりがち。
そもそも電気自体ギャラが舞って上から殴ればいいよねって話。
ではサンダースを使う意義は何かと言われると、ギャラドスのサポート。これに尽きます。
具体的には
このような役割を担ってもらうことになります。
これを踏まえた上で型の考察をしていきましょう。
サンダース
タイプや種族値は今さら載せるまでもないと思うので省略します。
サンダースの強みはなんといっても蓄電による圧倒的な対電気性能。
これによって電気を受け流し、呼んだ地面を起点にギャラドスで舞っていくというのが基本戦術になります。
これに加えて上で述べた役割を果たせる最善の型は、身代わりバトンです。
サンダース@食べ残し
臆病HSベース
- 身代わり
- バトンタッチ
- どくどく
- 放電
Sラインの最善案は私にもよくわかりません。
選択肢としては
の3つだと思います。
ちなみに私が使っている個体は115族抜きになっていました。
ライコウがいない今この調整は殆ど意味がないので振り直し推奨ですが、目安としてここまでsを落とすとクレセリアのサイキネを身代わりが耐える確率がグンと上がります。
なので私のオススメはジャローダ抜き。
パーティー単位でゲッコウガが重い場合はゲッコウガ抜きにするといいでしょう。
~使い方~
電気・水・耐久ポケモンに投げていき身代わりを貼ります。
相手が地面タイプに変えてきたらギャラドスへバトンタッチ。居座ってきたらどくみがで削っていきます。
流し際に身代わりを貼ることでスカーフ地面に怯えることなくバトンタッチを押していけます。
また、先攻バトンが上手く決まった場合は身代わりを貼ったギャラドスが無償降臨+有利対面という圧倒的有利な状況になり、勝負の流れを一気に掴むことができます。
ギャラドスだけでなく他の浮いている積みエースとも相性がよく、カイリューやボーマンダに繋いでも強力。
割と真面目にサンダース最強の型だと思ってます。
放電はどくどくとアンチシナジーですが3割ワンチャンがデカいので強いです。どうせ10万でも大した火力にはなりません。
しかしSをゲッコウガ抜きにした場合は乱数が大分変わるので10万にしましょう。
ギャラドス
上記のサンダースのサポートを受けて全抜きを目指すことになります。
ギャラドス@メガストーン
意地っ張りAS
- りゅうのまい
- 滝登り
- 氷の牙
- じしんor噛み砕くor身代わり
役割が全抜きエースなのでASブッパ。
身代わりはクレセリアなどに圧倒的に強くなる他、サンダースでどくどくを入れたポケモンへの時間稼ぎにもなります。
しかし技範囲も欲しいので考えものです。
~使い方~
主に地面タイプを起点にりゅうのまいを積んで全抜きを狙います。
サンダースのサポートなしでも舞える範囲が非常に広く、かなりの安定感があります。
オーソドックスな型なので特に言うことなし。
まとめ
サンダースは比較的アタッカー寄りの種族値ですが、コケコという強力すぎるライバルの存在を考えるとこのようなサポート型が使いやすいと思います。
しかし等倍での高火力やナットレイなどにはとても弱いのでそこを周りでカバーしてあげるとよいでしょう。
おしり。