メロウガイストにメロメロ!

主に遊戯王、たまに他のことも書きます。メロウガイストたそ~

またまたトークン!《ドラゴノイド・ジェネレーター》考察

皆さんこんにちは。

 

最近公式フラゲのペースが異様に早くないですか?

情報が早いのは喜ばしいことなんですが、こんなペースで新カードを出されると記事の更新が間に合わないのが少し困りものです。

 

そんなわけで新規が続々発表されているんですが、とりあえず今回はサーキットブレイクに収録される《ドラゴノイド・ジェネレーター》を考察してみます。

 

 

  • 《ドラゴノイド・ジェネレーター》 


f:id:kiribosisama:20170621232655j:image

永続魔法
1000LPを払ってこのカードを発動できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに2度まで使用できる。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドに「ドラゴノイドトークン」(機械族・地・星1・攻/守300)1体を攻撃表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
このターンのエンドフェイズに、相手は「ドラゴノイドトークン」1体を自身のフィールドに攻撃表示で特殊召喚しなければならない。

 

確かデュエマにドラゴノイドって種族いましたよね?なんか懐かしい名前。

 

以前《ワンタイム・パスコード》の記事を書きましたが、今回もトークンを作るカードです。

 

まずざっとこのカードの特徴を纏めますと、

  • 永続魔法(毎ターン使える)
  • トークンを2体出せる
  • エクストラの使用に制限がかかる
  • 相手にもトークンを出させる

こんな感じです。

あとはライフコストが少しかかるくらい。

 

まず特筆すべきはトークンを“2体”産み出せるという点、そしてそのトークンになんの利用制限もかかっていない点。この二点の特徴をもつカードはかなり稀有な存在です。

パスコードの記事でも書きましたが、トークンを複数生成するカードには多くの場合、自身の展開、特に召喚権に対する誓約が課せられており、これがないというのはかなり優秀といえます。

しかしこのカードは召喚権やリリースに対する誓約がない代わりに、エクストラデッキが使えなくなるというデメリットを負っています。

まあ結局は一長一短ってことですね。

 

エクストラデッキが使えなくなるなるということで、真っ先に思い付く使い道は「リリースの確保」となります。一気に2体のリリース要員が用意できるため、最上級モンスターの生け贄確保には最適といえるでしょう。

しかし、最上級モンスターの召喚サポートという点では《死皇帝の丘墓》と競合します。ライフコストがかかるという点でも似ていますね。

あちらはフィールド魔法なのでテラフォーミングでサーチできたり、自縛神の維持が可能という強みがある一方、アドバンス召喚扱いではなくなってしまうため帝などとは相性が悪いので、そこはうまく使い分けましょう。

 

また、アドバンスサポートの永続魔法ということで、【真竜】での使用も検討できます。

皆さんご存じでしょうが、真竜は永続魔法や永続罠をリリースできるという共通効果を持っているため、2体のトークン+このカード自身で3体分のリリース要員となります。

ここに注目してダースメタトロンが出しやいぞ!とか騒いでいる輩が多いみたいですが、彼は出しやすさがどうとかいう問題ではないのでサポートしてもらっても微塵も嬉しくありません。

そして真竜で3体のリリースを要求するのはダースメタトロンのみ。なのでこのカードを真竜で使用する際には、真竜罠による相手ターンでのアドバンス召喚を重視する必要がありそうです。上級真竜を複数並べやすくなるのが利点でしょうか。

 

 

アドバンス召喚のサポートという使い道以外にも、トークンということでシンクロ素材にするのもいいですね。

エクストラ縛られてるだろいい加減にしろ!

ん?アクセルシンクロ知らんのか?

そう、このカードのエクストラ制限は「(1)の発動後、ターン終了時まで」なので先にシンクロしてしまえば問題ないんですね~。

 

例えば、増gを打って返しにジャンクシンクロンで増gを吊ったとします。一昔前なら鉄板の動きです。

しかしそこから何ができますか?5シンクロを立てて終わりです。これでは今の時代、あまりに弱い展開としか言いようがありません。

しかしここにドラゴノイドジェネレータが加わればどうでしょう。アクセルシンクロンを出し、レベルを7に上げてトークンを出してターンエンド。そこから次の相手ターンにトリシューラをアクセルシンクロできます。

 

どうですか?私は自分で書いて弱い気がしてきました。(←おい)

まあドッペルを引けなかったときの代わりくらいにはなるんじゃないでしょうか。

 

あとは相手ターンに展開するシンクロデッキということで、【クリストロン】で使えなくもないかもしれません。

シストバーンorスモーガーからシトリィを呼び、トークンを出してエンド。次の相手ターンにアクセルシンクロンを経由してブラックローズ。

ん~、こちらもサルファフナーにアクセスできなかった場合の妥協案としてなら検討できるかもしれないってレベルですね。

 

 

さて、このカードは自分のみならず相手にもトークンを与えてしまうというデメリットがついています。しかもこのトークンには使用制限がないため、相手は好き勝手利用し放題です。

こいつを上手いこと処理、または利用できないものでしょうか。

 

召喚されるタイミングは(1)の効果を発動したエンドフェイズ。次のスタンバイフェイズとかだったらチェーン写し身とかできたんですけど、そううまくはいかないものですね。

 

相手の場に出すということで、群雄割拠と併用するのはどうでしょう。

例えば、こいつとトークンをリリースしてマスターPを召喚、エンドにトークンを相手が出してスタンバイ群雄割拠。

これで魔法モンスター耐性マスターP+機械族以外特殊召喚縛りというかなりの布陣になります。しかも群雄割拠で壊獣までケアしているので、壊獣+サイクロンとか握っていない限り状況打破は困難です。

 

これはかなり強いんじゃないですか?

規制後の真竜は【群雄真竜】がスタンダードになるかもしれませんね。(なるとは言っていない)

 

というか「特殊召喚しなければならない」ってのは珍しいテキストですね。他にこんなカードありましたっけ?

裁定が来ないと何とも言えませんが、これは多分チェーンブロックを作らない残存効果?なんじゃないでしょうか。なので真竜のリリースにしてフィールドを離れても効果は問題なく発動すると思います。

 

 

まとめ

真竜で使おう!

 

はじめは幻獣機で使えるかと思ったんですが、やはりエクストラ縛りは相当きついです。

やっぱりアドバンスサポートとして使うのが一番無難ですね。

 

ではまた!