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「サイバーダーク新規考察」サイバーダークネス・インパクト!

※サイバーダークネス・インパクトという名

前のカードは存在しません。

 

皆さんこんにちは。

前回が酷い糞記事だったから今回は頑張りたい。

 

今回はデュエリストパックに収録が決まったサイバーダークの新規を見ていきたいと思います。

 

 

サイバーダークとは

まずサイバーダークについて軽くおさらいしましょう。

 

【サイバーダーク】は所謂【裏サイバー流】と呼ばれているデッキです。

メインデッキのモンスターは機械族レベル4で統一されており(新規登場以前)、墓地のドラゴンを装備することでステータスを強化して戦うというデザインになっています。

 

しかし下級サイバーダークはレベル3以下のドラゴンしか装備できないため、攻撃力もたかが知れてます。2500が関の山ってとこですね。

 

下級サイバーダークは《サイバー・ダーク・エッジ》《サイバー・ダーク・ホーン》《サイバー・ダーク・キール》の3体が存在し、それぞれ直接攻撃、貫通、バーン効果を持っています。


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まあこの効果をみるだけでも如何に古くさいテーマかってのがわかると思います。300バーンとかなんなん。

 

切り札は《鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン》。


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かっこいい。

 

墓地のドラゴンを装備というコンセプトはそのままですが、下級がレベル3以下のドラゴンしか装備できないのに対してこちらはレベル制限がありません。

そのため、FGDなどを装備できればかなりの火力になるでしょう。

クェーサーとのコンボも考えられますね。

 

しかし持っている効果が打点関係のみなので、耐性もなくすぐ死にます。

3体融合の大型としては非常に物足りない。

オーバーロードフュージョンに対応しているのがせめてもの救いです。

 

一応専用融合カードとして《サイバーダーク・インパクト!》が存在しますが、こちらも性能があまりよろしくないので微妙。


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名前は勢いがあって良いんですけどね。

 

 

とまあこんな感じに、今までサイバーダークはお世辞にも強いテーマではありませんでした。

というかカテゴリーですらなかったのですが今回の新規で無事カテゴリー化。

はたしてどんなデッキに進化を遂げたのでしょうか。

 

では新規カードを見ていきましょう。

 

 

新規

サイバーダークの新規は現在4種類が発表されています。

振り分けは下級が2、融合体とフィールド魔法がそれぞれ1枚。またフィールド魔法か壊れるなぁ…

 

 

  • 《サイバー・ダーク・カノン》 


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効果モンスター
星3/闇属性/ドラゴン族/攻1600/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから機械族の「サイバー・ダーク」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードを装備カード扱いとして装備している装備モンスターが
戦闘を行ったダメージ計算時に発動できる。
デッキからモンスター1体を墓地へ送る。
(3):モンスターに装備されているこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のデッキから1枚ドローする。

 

はい強い。

サーチ、墓地肥やし、ドローを兼ねている鬼強カード。

 

まず注目すべきは種族ですね。

今までのサイバーダークは全て機械族だったのに対し、こいつはなんとドラゴン族です。

しかもレベル3なのでサイバーダークで装備できちゃうわけですね。

カテゴリー内だけで動きが完結するのは非常に喜ばしいことです。

打点ではハウンドドラゴンより一歩劣りますが、効果が優秀なのでもう他のレベル3ドラゴンはいらないんじゃないかな。

 

(1)はサーチ効果。

召喚権を使わずに発動でき、自身が墓地に送られるためサーチしたサイバーダークをそのまま召喚して装備に繋げることができます。

しかし機械族しかサーチできないのが惜しいところ。

クローをサーチできていれば実質魔法罠サーチになったんですが、それは流石に高望みしすぎですね

 

(2)は墓地肥やし。

戦闘を介する必要がありますが、なんでも墓地に送れるのが魅力的です。

サイバーダークを落として融合の下準備、というのが基本的な使い方になると思います。

ダークネスの素材は5体必要ですが、自身とサーチしたカード、落としたカードで一気に3枚を揃えることができます。

しかしターン1なので連続攻撃させても意味はありません。

 

この効果のために他のデッキに出張することは…どうなんですかね?

一応レヴァテインなんかで装備しても発動できますが、マスマより有用な場面はあるんでしょうか。

制限が何もない点とサイバーダークが場に残る点を利用できれば強そうです。

 

(3)は被破壊時のドロー効果。

サイバーダークの身代り効果で破壊するのが最も簡単です。

後で紹介しますが、サイバーダーク・インフェルノと組合わせて連続ドローを狙うことも可能です。

 

全ての効果が一連の流れになっていて非常に美しいカードですね。

加えて、絶妙に壊れではないのも好感度が上がります。

近年稀な良カードな気がします。

 

 

  • 《サイバー・ダーク・クロー》 


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効果モンスター
星3/闇属性/ドラゴン族/攻1600/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「サイバーダーク」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードを装備カード扱いとして装備している装備モンスターが
戦闘を行ったダメージ計算時に発動できる。
自分のEXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
(3):モンスターに装備されているこのカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「サイバー・ダーク」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

 

カノンほどではありませんが、こちらもデッキのキーカードとなることが容易に想像できます。

 

(1)はサーチ効果。

カノンがモンスターをサーチするのに対し、こちらは魔法罠をサーチします。

しかし現在サイバーダーク魔法罠は《サイバーダーク・インパクト》と《サイバーダーク・インフェルノ》の二種類しか存在しません。

インフェルノでオバロをサーチできるとはいえ、ダークネス用の融合魔法が欲しいところです。

 

ちなみに「サイバー・ダーク」と「サイバーダーク」は厳密には別カテゴリーらしいですね。ややこしい。

 

(2)はカノンと同じく墓地肥やしですが、こちらはエクストラデッキから墓地に送ることができます。

鎧黒竜やダークネスのためにわざわざエクストラの大型を落とす手間が省けるのはありがたい。

他にはヌトスを落として場をこじ開けたり、ラフレシアを落として融合をサーチしたりと色んな活用法が考えられます。

 

(3)は破壊されたときのサルベージ。

持久力の低かったサイバーダークも少しは粘り強く戦えるようになったのではないでしょうか。

 

インフェルノとの組み合わせで無償サルベージ…はできませんでした!

アキュリスと同じ裁定で、装備モンスターが場を離れている場合は発動できないようです。おとなしくサイバーダークの身代わり効果で破壊しましょう。

サイバーダークが手札に貯まってもあまり嬉しくはありませんが、カノンなら別です。更にデッキを圧縮しながら融合素材を貯めていきましょう。

同名制限もないため、状況によってはクローサルベージも選択肢になります。

 

 

 


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フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):装備カードを装備した自分フィールドの「サイバー・ダーク」効果モンスターは
相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(2):自分フィールドの「サイバー・ダーク」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻し、その後「サイバー・ダーク」モンスター1体を召喚できる。
(3):フィールドのこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。

 

発動時の効果処理としてサイバー・ダークをサーチしないなんて、なんて謙虚なんだ!(感覚麻痺)

 

フィールド魔法なのでクローテラフォと合わせて9枚体勢です。

 

(1)はサイバーダークに耐性を与える効果。

対象にとられず効果で破壊されないというかなり強固な耐性のため、下級はともかく融合体が手が付けられない状態になってしまうかもしれません。

いやほんとインフェルノ+ダークネスはかなりキツイですよ。

や壊神。

装備効果にチェーンされるとあっさりやられるのでそこだけ注意が必要です。

 

(2)はサイバーダークを再度召喚させるもの。

単なる入れ替えともとれますが、手札に戻した際に装備されていたカードは破壊されるためクローとカノンの(3)のトリガーに…なりません!残念!

この効果はファランクスとかと組合わせても面白いかもしれませんね。

 

(3)は被破壊時のサーチ。

相手依存なのであまり期待はできませんが、破壊しないとダークネスがヤバイので相手としては苦渋の選択となるでしょう。

 

 

  • 《鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》 


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融合・効果モンスター
星10/闇属性/機械族/攻2000/守2000
「サイバー・ダーク」効果モンスター×5
このカードは融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分の墓地からドラゴン族モンスターまたは機械族モンスター1体を選び、
装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):このカードの攻撃力は、
このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(3):相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、
自分フィールドの装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

 

鎧黒竜のリメイクモンスター。

本家と比べて打点が倍になっており、名前も鎧“獄”竜と禍々しくなっています。

 

指定素材はサイバー・ダーク5体とかなりの重量級。墓地融合などでできるだけ消費を抑えたいところです。

 

しかし重い分効果は強力。

 

まず装備可能な対象に機械族が追加されており、サイバーエンドを装備して格好よくなることができます。

というのは冗談ですが、機械族で装備して強いカードがいまいち思い浮かびません。

 

ドラゴン族なら、もはや鉄板となったライダー装備や打点が凄くなるFGD、アドが取れるクローカノンも良さそうです。

 

さらに鎧黒竜との大きな違いは、エクストラデッキ以外からも特殊召喚ができるということ。

このため、蘇生制限を充たしていれば蘇生、帰還が可能となります。 

ここで相性抜群なのが《再融合》。

再融合は装備カードなため(3)のコストにすることができ、そうすることによって再融合のデメリットを踏み倒すこともできます。

あまりに相性が良すぎるので再融合は高騰まったなしだと思いますね。

デッキを組む人は絶対確保しておきましょう。(再録されないとは言ってない)

 

(2)は打点アップ。

得に言うことはありませんが、元の攻撃力も上がっているため並のモンスターにはまず負けません。

ライトニング?貧弱!貧弱ゥ!

 

(3)は装備カードをコストとして発動できるパーミッション効果。

装備カードならなんでもいい、どころかこのカードに装備されている必要すらありません。

ターン1制限もないため、サイバーダークを2、3体隣に並べられるともうお手上げです。

これが10期だ。

 

ギルフォードザレジェンドや聖騎士と組合わせるのは…流石に無理がありますね。

 

 

 

まとめ

強いし良いカードばかりでナイスリメイクです!

レッドアイズ?ウォータードラゴン?何それ?ってレベル。

 

進化を求め続けた結果このような素晴らしい結果になるなんて…ボーマンダみたいだ。

 

オバロは確保したので下級サイバーダークが再録されたら組みたいと思います。

 

デュエリストパックの再録枠は激戦区ですからどうなりますかね。

今のところリンクス次元の侵略が酷すぎて笑えないレベルなのでこっからの巻き返しに期待してます。

 

ではまた!