皆さんこんにちは。
今回はデュエリストパック-レジェンドデュエリスト編-に収録される《スーパービークロイド-モビルベース》について考察していきたいと思います。
- 《スーパービークロイド-モビルベース》
融合・効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻 0/守5000
「ロイド」融合モンスター+「ロイド」モンスター
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ「ロイド」モンスター1体を
デッキ・EXデッキから特殊召喚する。
(2):自分・相手のエンドフェイズにこのカード以外の
自分のメインモンスターゾーンの「ロイド」モンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターを持ち主の手札に戻し、
このカードの位置をそのモンスターゾーンに移動する。
“ベース”の名を冠する通り、最上級融合モンスターでありながら自身の戦闘力は低く、味方のサポートに徹したモンスターです。
まず出し方ですが、素材が「ロイド」融合モンスター+「ロイド」に指定されています。
「ロイド」融合モンスターは
- 《E・HERO ネクロイド・シャーマン》
- 《スーパービークロイド-ジャンボドリル》
- 《スーパービークロイド-ステルス・ユニオン》
- 《スーパービークロイド-モビルベース》
- 《スチームジャイロイド》
- 《ペアサイクロイド》
- 《ユーフォロイド・ファイター》
- 《レスキューキューロイド》
- 《極戦機王ヴァルバロイド》
この9種類が存在します。なんか変なのが混ざってますね…
この中で融合素材として最も手頃なのは簡易融合に対応しているペアサイクロイドですね。というか正規の手順を踏んでモビルベースを出すのは手間がかかりすぎるのでこれしかないと思います。
一応覇王スターヴで名前コピーもできますが、エクストラを圧迫しますし何より美しくないのであまりお奨めはしません。しかしオッドアイズフュージョンが虹彩でサーチできることを考えるとそっち方面に寄せても面白いかもしれません。(手のひら返し)
もう片方の素材もロイドが指定されていますが、メインデッキに入るロイドはスピードロイドを筆頭に強力なモンスターが多いため確保には困らないでしょう。
大公のような墓地効果を持ったものを素材にできるのが理想ですね。
融合魔法には可能ならビークロイドコネクションゾーンを使用したいところです。
なかなかの耐性を得ることができ、自身の高い防御力も相まって場持ちが格段によくなることと思われます。
(1)はロイドのリクルート効果です。
このモンスターの、ロイドが発進する基地というイメージ通りのものですね。
条件付とはいえ、エクストラメイン問わずノーコストでのリクルートは非常に強力。
この相手モンスター以下の攻撃力という条件ですが、満たすのはさほど難しくないと思われます。ロイド下級モンスターはそこまで攻撃力が高くないため、相手が何かしら場に出していれば大抵大丈夫でしょう。
しかし大型を出そうと思うと一工夫必要です。一番簡単な方法はやはり壊獣を送りつけることではないでしょうか。
サンダーザキングやジズキエルを利用すればステルスユニオンとヴァルバロイド以外を呼ぶことが可能になります。
この効果で呼びたい下級モンスター筆頭はベイゴマックスでしょう。制限カードに指定されるほどのパワーカードであり、(2)の効果で再利用も可能なため最有力候補です。
エクスプレスロイドもかなり有用ですね。モビルベースの素材としたロイドを回収してアドを稼げます。こちらは3枚デッキに入れられるので、ベイゴマックスを既に使用している時や中盤から終盤にかけてサーチ先が枯渇している場合に積極的に出していきたいです。
他にはアクマグネなんかも面白いんじゃないでしょうか。
リクルートの条件を満たすために送りつけた壊獣を素材にして、高レベルシンクロを狙っていけます。
エクストラからは、ジャンボドリルかチャンバライダーが比較的出しやすく使いやすいと思います。
ヴァルバロイドを出すのはロマンですが攻撃力5000以上のモンスターというのはなかなか出てこないので難しいですね…
あとは同名制限がないことを活かして2体目のモビルベースを呼んでランク10ってのも楽しそう。
ただ、出したターンは大体EXゾーンをモビルベースが占領していると思うのでエクストラの大型は出すのがワンテンポ遅れてしまうのが難点です。
(2)の効果はロイドを手札に戻し、自身をモンスターゾーンに移動させるというもの。
マスタールール4を意識した効果だと考えられます。
EXモンスターゾーンを空けるのはもちろんのこと、ベイゴマックスやエクスプレスロイドの召喚時効果を再利用できるのは嬉しいところ。
ベースがピョコピョコ移動する様は結構楽しそうです。
はいお疲れ様でした!
ここまで長ったらしい解説を読めばモビルベースの使い方はもうバッチリだと思います。
ではまた!